~じゃららかの蛇活録~

動物写真家になる為にヘビをメインに撮影してます。 jararaca(ジャララカ)は中南米に住み、強毒をもつ世にも美しいクサリヘビの名前です。 いつの日か、jararacaを含む世界中の美しいヘビ達を撮影するために日本で修行…中。 メインフィールドは沖縄島とその周辺離島。 蛇に会いたくて全国津々浦々をめぐる旅。そんなじゃららかの蛇活録。 ほかの爬虫類とは何か違う美しさを持つヘビは今日もきっとあなたの近くでとぐろを巻いているかも…? さぁ、どんな生活をしているか覗いてみましょう。 生き物のほかにも風景やポートレートなんかも撮影しております。 Instagram、Twitterにも写真を投稿しています。

カテゴリ:やんばる > 年末年始



晴れて2019を迎えて祝福の暇もなく次の場所へ。笑





皆様はどんなして過ごしてましたか~?







行った先で最初に見れたのはこちら!


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随分とやせこけた「ガラスヒバァ」



気温のせいか、空腹のせいか、動きがとんでもなく遅かった笑




他二人が結構時間かけて撮影していたので足元の昆虫たちを撮影してました^^


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カワトンボか何かのヤゴですね。

ヤゴは2タイプ。えらが外に出るかどうか。この子は出るタイプ。


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すみません、名前が………やたら長かったことだけ覚えてます笑

りゅうきゅういちもんじなんちゃらゲンゴロウ。。。みたいな。。。笑

よく見られるゲンゴロウ。すいすいと泳ぐ姿は実に美しい。


背中の翅の裏側に空気をためてそれで呼吸します。

いわばダイビングのボンベみたいなやつね!すげぇなぁ、進化ってのは。


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アメンボの仲間が交尾中。

足元にも右上にもアメンボが。笑

実はカメムシの仲間ってご存知でしたか?^^


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オキナワミナミサワガニかなぁ。甲羅の幅が1㎝ないくらいの生まれて間もない稚ガニ。


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こちらもオキナワミナミサワガニかな。同じく稚ガニ。

探すと結構な数いる。笑



お!!




蛇や!!!




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まぁ、ありがちですね、、、、、タカチホにしてはデカすぎるなぁ…と脳裏をよぎった予感は的中。





「ヤンバルフトミミズ」で間違いないかな?



ミミズはゴカイやヒルなどといった生き物と同じ「環形動物門」というグループ。

輪っか状の体節で形を成しているからだそうです。






沢の奥へ向かっていきますと…




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見目麗しい「サカモトサワガニ」

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なぜか水面にいた「ヤマタカマイマイ」の仲間。

いつもは樹上で見んねんけどいやはやどうして(笑)

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川辺でうろつくガラスヒバァ。

この写真は結構気に入ってる


左下にはオオハシリグモの子供ですかね。蜘蛛は子供も親も同じ姿です。カマキリみたいだねぇ!

大きな個体と同じように水面に足張って、立派にハンターやってます



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「オオハシリグモ」が「ゲジムカデ」を捕食。

ムカデ→クモてのは割と多いのですがそりゃサイズが蜘蛛のほうが大きければそうなりますわな(笑)












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最後は出口で、冬にはあまり見かけない「オオムカデ」まで出てきてくれました^^b









本州は冬真っ盛り。




哺乳類と植物と…わずかに昆虫が…という感じなのに俺ら三人はばかすかたくさんの生き物に出会えました!





さすがは南国「沖縄」。




いうて寒いですがね(笑)






初日の出を見る気も起きないくらい疲れてそのまま帰路につきました^^












そいじゃ!

様々な新しい道へ進んだ皆様に多くの幸あらんことを!^^v




お疲れの出ませんように





 次回は2018年の12月に見れたやんばるの沢を泳ぐ翡翠色の怪物のことでも書こうかしらね。





ホームページの方もぜひご覧くださいね^^
三月末に行われた写真展に出展した作品をWebで公開しております→大学合同写真展出展作品






今年度も皆様にとって幸せいっぱいのモノになりますように🌸





新入生のわくわくドキドキの、新鮮な雰囲気がとっても素敵ですよ♪



沢山のことがあるでしょう。

嫌なことも楽しい事も、大変なことも嬉しい事も。



皆様の毎日が充実して、たくさんの幸せが訪れますようにお祈り申し上げます(^^)♡





ではまた^^


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そろそろ2018年が終わる…




紅白歌合戦も終盤の時間に三人の男たちは沖縄島北部に広がる「やんばる」の沢奥へ足を進めていきます。
 




山に入る直前で林道の入口にはこんな虫が・・・

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「ケブカコフキコガネ」です!


なんとこの虫は二年に一回しか発生しない、なおかつ地上で見れるの個体はほとんどオスの個体という面白い生態をもちます。



ってことは写真の個体は雄。メスは地中に潜りオスを待つそうです。


この立派な触角はいわば「メス探知機」。メスの香りを求めて飛び回ります。


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もうほんとに落ち着きなくて撮影が大変です。笑





沢に入ると…

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「ナミエガエル」です^^



沖縄県が指定する天然記念物であり、擬態の名人でもあるこのカエルさん。



今までたくさんのナミエガエルと出会いましたが飽きることなくこの目を楽しませてくれます♬





奥へ奥へと進んでいきます…



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蟹の脱皮殻が落ちていました。

「オキナワオオサワガニ」でしょうかねぇ。


500円玉大の立派なハサミ…鉗脚です。笑





前回「鉗子」と書いてたのをご指摘くださったSさん、ありがとうございました(笑)




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足を進めていくと「リュウキュウアカガエル」が鎮座(笑)



徐々に時間が迫ってきます・・・(笑)




ゆく年くる年が放送されるくらいの時間に見たのは「ハナサキガエル」







その後なかなか他の生き物が出てこないまま・・・・・・









年を越しました。(笑)






あけおめして最初に見れた生き物は・・・・



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可愛らしい「ヒメハブ」でした^^


マサが見つけてくれました♪







ちょこっと休憩し、下山します。





そのまま別の山へ行くのでありました☆






続く・・・・・・・・・・・・


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不穏な影の正体はこちら!!! 




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とんでもなく大きな「ヒメハブ」


いやこれタバコとかで比較写真撮るべきだったな、と後悔するくらい大きかった笑




大きさは45㎝ほどだったかなぁ。



とにかく「太い」んだわ。すごい。




蛇の多くは十数年ほどの寿命なんですがヒメハブは長寿のヘビとして有名。




3~40年…中には50年生きる個体もいるそうです


実際はどうなんでしょうねぇ~?('_')




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基本的に狩りは待ち伏せタイプの蛇。


じっとしてることが多いので沖縄の方言では「にーぶゃー」と呼ばれてたりします。




意味は「寝坊助」という意味です。笑




大型になるということはそこまで生き抜いてきた証でもありますから、感慨深いものがありますね^^














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おやおや、珍しく逃げなかった「ナミエガエル」


擬態の名人として名高いですが今回は無防備すぎて逆に気づけなかった。笑





これもまた戦略・・・?いや、まさかね。笑













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水流ではサカモトサワガニや


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オキナワミナミサワガニが。






サカモトサワガニは流れが緩やかなところ、オキナワミナミサワガニは流れが急なところにいるような印象を受けますね~









おや、もう数時間で日が昇るので今日はここまで。














ダンディお兄さんこと、幼蛇くんとは実はこの時のフィールドが初対面(笑)




とっても素敵な時間をありがとう

新しい進路先でも、ご健勝を心からお祈り申し上げます^^







来る12/31、大みそかの夜はマサとkaikoの三人でやんばるの山奥で年越しです★











続く・・・・・・・・・・・・




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引き続き沢を登っていきます
 



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沢の岩奥では「オキナワミナミサワガニ」が包接中。




っておいおい…出歯亀してもーたわ。笑




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「ガラスヒバァ」のご登場^^


これにはみんな大興奮🔥





この子達、実は毒蛇だ、と以前もお話ししました。





ヤマカガシなどと同じ「後牙類」という仲間。

毒こそ強くは無いですが、襲われたカエルは数分で動きが止まります


人が奥歯であぐあぐ咬まれると…それなりに腫れますし痛いので下手に触らないようにしましょう。笑







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身体に青い斑点が散らばる「ハナサキガエル」


これも青いイシカワガエルと同じく色素変異個体でしょうね^^







なんだかんだでカエルは沢山見れたなぁ



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ハナサキガエルを撮影した脇にはなんと青いイシカワガエル^^


この日は三匹見たのかな、確か。







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「アマビコヤスデ」と「オキナワオオサワガニ」のツーショット^^






じゃららかが「ねねねね!!!!サワガニだよ!!!!アマビコヤスデもいるよう!!!」



と興奮して皆に宣伝!



kaiko「んあぁ。」←2018年で一番の生返事


マサ「……」←こいつに関してはもはや聞いちゃいねぇ







じゃ「ちっ…いいもん…どうせサワガニみんな興味ないもんね・・・。」





幼蛇「ははははは(笑)(笑)(笑)」←朗らかに笑ってるけど見に来てくんない。泣







なんなのもう。(笑)







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とまぁ、茶番は置いといて。(笑)




「オオハシリグモ」ですね!





全身入れて撮影^^b








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とことこ歩いてたら青い子が(笑)



「オキナワイシカワガエル」です!



なんだかもう、後輩も俺らもたくさん見つけちゃってありがたみなくなってきてしまってますが・・・(笑)






いやはや、この「青」の謎はいつ解けるのでしょうかね~~笑





わいわい話しながら戻っていきました。








おっと、帰り道の沢に不穏ななにかが・・・・・・・・






続く…
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どうも、じゃららかです~~~





さぁさ、溜まりにたまったネタを書かねば!




12/30-1/1にかけて、京都そして静岡から親友たちが遊びに来てくれました^^



その時の作品を投稿しつつ、思い出を振り返ります( ^^) _旦~~






北風が吹く寒いやんばる。


12/30は京都の幼蛇くんと静岡のまさくんとkaikoの四人でGo!



山奥に四人を乗せたレガシィが進んでいきます・・・・・














林道の脇で見れた生き物をいくばくか。



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可愛らしいおてて。


オキナワヤモリですかね。


ヤモリの目ってただの縦長瞳孔ではないのよね。

何かが出てきそうな瞳孔。






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ハシリグモの仲間でしょうか。

若々しい葉に乗る渋茶色の蜘蛛。






案の定、両生爬虫類が好きな他三人はスルー。(-_-メ)笑











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こちらは他三人は大喜び。笑


「ヒメハブ」ですね。すでに何度か出てるので顔なじみさん^^






冬のほうがよく見れますね。


というのも、冬にあるカエルの繁殖期に合わせてカエルを食べにくるもんで。





一晩で同じ沢で数十匹見れることもしばしば。










沢に入ると・・・




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こちらもお馴染みの「オオハシリグモ」


沢沿いの岩肌に張り付いていたり、流れが弱い水面に前二本の足を置いて獲物を待ち伏せています。














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おやおや、足元には「ホルストガエル」です。


沖縄県が指定する天然記念物。



イシカワガエル、ナミエガエルよりかはあんまり逃げないので撮影はしやすいですねぇ。







この子はまだ若い個体^^









引き続き、四人で沢を登っていきます♬





続く・・・
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