~じゃららかの蛇活録~

動物写真家になる為にヘビをメインに撮影してます。 jararaca(ジャララカ)は中南米に住み、強毒をもつ世にも美しいクサリヘビの名前です。 いつの日か、jararacaを含む世界中の美しいヘビ達を撮影するために日本で修行…中。 メインフィールドは沖縄島とその周辺離島。 蛇に会いたくて全国津々浦々をめぐる旅。そんなじゃららかの蛇活録。 ほかの爬虫類とは何か違う美しさを持つヘビは今日もきっとあなたの近くでとぐろを巻いているかも…? さぁ、どんな生活をしているか覗いてみましょう。 生き物のほかにも風景やポートレートなんかも撮影しております。 Instagram、Twitterにも写真を投稿しています。

カテゴリ: 徳之島





 さきほど書きました、アマミヤマシギ。






路上でなぜか座ってる個体を発見。




車でゆっくーーーり近づくと、バサバサっっ!!と逃げていった。










のだが・・・・・・・・飛んでった後に残っていたのはもぞもぞと動く毛玉…毛玉!?!?



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どうやらアマミヤマシギの親は雛を置いていくそうです…どこかで読んだ、親がケガしたふりをして敵の注意をひいたり、まったく何もせずただ娘(息子?w)を置いていきました・・・。(笑)




同月に見たヤンバルクイナもそうだったな…何かわけがあるのでしょうかね?








走らせていくと・・・。
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奄美じゃそんなに見れなかったんですが、徳之島は大量にフンが落ち、あちこちで走り回っていました(笑)





ネズミーランドならぬウサギーランド。(笑)

「アマミノクロウサギ」ですね^^

国が指定する天然記念物でもあります♪



じつはこのウサたん(ぜうじさんが言っていたのを拝借(笑))沖縄に戻ってから気づいたんですが右目の前の草に「オビトカゲモドキ」がくっついてるという・・・笑





国指定と県指定の天然記念物のツーショット!!お得!!!!☆笑

















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「ガラスヒバァ」です!

側溝ですさまじい速さで走ってました。





あと少しで林道が・・・終わる・・・






その時、助手席のkaikoが「ハブいるハブ!!」




運転していたじゃららか「は?あれアカマタの小さいやつだろ!」


k「ハブだってんだろうが!」
じゃ「だからなんであれがハブに見えるんだよ





k「あぁ!?!」
じゃ「あれだろ!?コラァ!」





「「ほら」」


と指をさしたのはkaikoが左側の奥の茂み。じゃららかは同じく左側の車のすぐ横の茂みでした。(笑)






なんだかんだ一緒にあちこち遠征してるけど同時に違う蛇を見つけたのはこれが最初で最後かもしれない…(;・∀・)




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アカマタはまだ若い個体。


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ハブは立派な大人の女性でした。




ホンハブという毒蛇に思いを寄せながらバレーボールをしていた高校生活。



ふとした時にインターネットで徳之島の「赤ハブ」の写真(誰だったかな…佐藤岳彦さんの写真だったかな…)を見て「あ、こーーれは一度は見てみたい!!!!」と思ったのが蘇りました。










音楽でもなく、研究でもなく「写真」に決めて走っている姿を高校生の時の自分が見たら驚くやろなぁ。。。(笑)






古くから世界各地で人間と深い関係を持つ「蛇」という生き物。







時には神様。






時には危険動物に。






時には文学や芸術のモチーフに。







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「現代」でも尚、畏怖を与え続ける世界中のヘビたち。

あまりに奇妙で、繊細で、実に驚異的で非常に恐ろしく





そして、このうえない美しさで存分に楽しませてくれるこの生き物に感謝を込めて徳之島から奄美への海路を戻っていきました。










続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



奄美遠征に戻ります!


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「アマミハナサキガエル」です。




やったぜ!これまた「人工物と生き物」

しかも徳之島のアマミハナサキガエルという、ちょっとうれしい撮影地^^




いや、実をいうと本当に大変だったんですよ・・・。








この「アマミハナサキガエル」、シーズンだったのか、条件がよかったのかは定かではないのですが









もう林道上のいたるところに大量に散らばってまして……



むろん、轢くわけにもいかないのでいちいち運転手以外に降りてもらって、木の枝で「ごめんな!!!!」と、どけてました・・・ので、撮影する暇がぁ・・・・うぅ…。






~余談~

ここで学んだのは「ハナサキガエルはクラクションで道路からどいてくれる個体が多い」でした(笑)




以降、やんばるの林道でも時々鳴らしています・・・・。(笑)


~~~~











でも嬉しい副産物(?)も見れました!


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「イボイモリ」です^^


これもまた、鹿児島県が天然記念物に指定しています。


イボイモリは沖縄でも鹿児島でも天然記念物☆





ぜうじさんがめちゃめちゃにテンション上がってました(^^)笑



お次は側溝脇にいた割と大柄の
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ヒメハブですね^^

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徳之島で出会ったヒメハブはみんな咬みついてこなかったので非常に撮影しやすかった~!






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おぉ・・・またいた…笑






結構な数見れました!ずっとこの体勢を保った後、すっとんで逃げていきました。



いや、もう少し早いタイミングで逃げような・・・?(笑)






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おやおや・・・・

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王様「アカマタ」のご登場☆




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ドアップ♡



なんといえばいいのだろう?


ふるーーーい、朱塗りの遺跡のような…奇麗な赤でした。



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なんだか沖縄と久米島を足して二で割ったような威嚇体制・・・笑


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ナナフシの一種。個人的には結構気に入っている一枚。




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夜中、木の上で寝てるはずなのになぜか地面で大の字になっていた「オキナワキノボリトカゲ」


久々にこんなに黄色味が強い個体に出会ったかもしれんなぁ♬












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立て続けに「オビトカゲモドキ」



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「リュウキュウアオヘビ」です。

これまた奄美沖縄伊平屋島のとは全く違う印象・・・。
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そんなに若い個体でもないはずなんですが、首元にうっすらと模様が残るアオヘビさんでした。






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トカラアジサイを見ていたら







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足元にいたヒメハブを踏みそうになりました(^^;)











最初に出るのは「あーよかった、踏んでケガさせなくて…。」






ってあれ?違いました??(笑)




危ないのでフィールドでは常に毒蛇が潜んでると思って歩きましょう。大事っ!






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続く・・・・・・・・。
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kaiko「え、ハイじゃんwww」




林道にたたずむその美しい橙色の宝石は、静かに舌を上下に振っていました。











「ぜうじさん呼ぼうぜ(笑)」つって三人で林道わきで撮影。



相変わらず広角で他二人を邪魔してしまうじゃららか。。。。(笑)








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沖縄のハイと比べて少しばかりオレンジ色が強いかな、という印象。







がさささっ・・・・








一同「なんの音?」







じゃららかのけつのほうにあった、茂みの奥に見える「橙色」






へ????www




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なんと一晩で二匹



これには一同大笑い。








ぜうじさんが「キングギドラ~~へへへへ♬」ってやるもんだから


みんなしてそれやって、「テロしてやろうやwww」と、三人同時にTwitterへ投稿(笑)




多くの反響をいただけました(笑)






二匹目のほうが少し小柄。

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手で持つと派手だけど、地面だとそんなに目立たない…




派手なのに地味、というところがじゃららかの思うこのヘビ「ワモンベニヘビ属」の好きなところですかね。





裏側はこんな感じ。
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あの、一応言っておきますがこの子達はれっきとした毒蛇です。


まぁ、咬傷例はないんで実質無害な毒蛇、といったところでしょうか。
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そんなところでも「矛盾」といいいますか、相反する性質をたくさん掛け持ちするこの珍客は




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爬虫類食という面白い生態を持ち





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今日もどこかの林床でのんびり過ごしていることでしょう。







二匹とお別れして再び林道流し。


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いたるところに「アマミヤマシギ」。




水晶体を動かすチン小帯が壊れていたのか、単にコンタクトがあってなかったのか、なぜかヤマシギのケツにしかピントが合っていない写真ばかり・・・・・・・・((+_+))笑



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なんつー恰好をしているんだ君は。(笑)



これはオキナワヤモリなんですかねぇ・・・・





いやぁ~。大学に大変お世話になっているヤモリの先生がおるんですが…


もうすんごいヤモリに似てるんですよ、、、、顔も表情も、、、研究者は研究対象に似てくるって割とマジなんじゃないかな…

ヒメハブの先生はまじでヒメハブみたいだし…




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あぶね、噂をすればなんとやら・・・・
徳之島の「ヒメハブ」です。


奄美のヒメハブや沖縄のヒメハブと比べるとかなり模様と色のパターンが違うのがわかると思います。



近づいてみましょう。
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うーーーん!!!!!!!!!好き!!!!!!!!!!





(突然の告白)








ヒメハブは冷たくこちらを一瞥するだけでした。はずかぴ。。。(笑)



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お!また「オビトカゲモドキ」のご登場^^




このトカゲモドキという生き物は一眼で爬虫類を撮るのを上達させたかったら総合的に見て一番おいしいかもなぁ。なんて思いながらの一枚。



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ガチャガチャガチャガチャ・・・・・・・・・・


と鳴くは「タイワンクツワムシ」

先日の石垣島の記事でもご紹介しました^^

kaiko「あ、バッタじゃーーん」
じゃら「ち、違くねぇけど、、、厳密にいえばちげぇよコラァ!!!!」



てのを再三繰り返しております( ゚Д゚)




ケナガネズミが時折撮影してる様子を見に来ています。







・・・・・・夜が更けていきます。











続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・














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そんなこんなで着きました!!!

 

レンタカーを借りて、とりあえず奄美での疲労を取るべくホテルでガン寝(笑)






何がおもろいって男三人なのにベッドが二つしかなかったという





夕方までだらだら。


ぜうじさんは「ここならたくさん見れそうじゃね?」とGPSアプリで調べてくださった(*_*)感謝です…!





して、早速その林道へ・・・


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林道わきの茂みに潜む茶色いこのヘビ…



「ホンハブ」です!!




北琉球初のホンハブは徳之島になりました^^☆






奄美の黄土色や、沖縄の金色とは違って、晩秋の脱穀してしばらく干した稲穂のような落ち着いた茶色。
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うーーん、擬態されたら見つけるのは難しそう




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近づくとしっかりこちらに顔を向けてきます…!


真っ赤な虹彩が実に映えますね・・・!!

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おきれいな横顔。





初でもあるのでたくさん撮影!

隅っこでとぐろを巻いた時に事件は起きました。






俺が撮影していたら来た道から白い軽バンが一台。





嫌な予感がして無心に撮影を続けるじゃららか。





年配の方が軽バンから声をかけてきた。





「兄ちゃん、そのハブ売るからくれよ!」







無視してたらもう一度同じことを言ってくる…







俺が「てめぇマジでいい加減にしろよ!?」と振り向きざまにブチ切れる…三秒前のところでkaikoが



「これ僕らが見つけたので僕らが役所に持って行っていいですか?」




この一点張りでハブ採りを諦めさせてくれた。









確かに…

ホンハブは危険な毒蛇なのは事実。




住宅街で人が住むところに出てきたハブを駆除、てのは住民の生活があるから、わからんでもないけども・・・。







わざわざ人も来ない、電波も届かない山奥で、ひっそり暮らしてるハブを殺しててめぇの小遣いにするのは見当違いも甚だしいわ!!!!!!!!!!




と、kaikoに散々愚痴を聞いてもらい、撮影してたホンハブをもう林道へは来るなよ・・・と無茶なことを言ってから逃がし、気を取り直して出発。








足元をトビズムカデが走っていきました。あぶね







ん??


と思ってその足元近辺を見ると



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「オビトカゲモドキ」が道路でのろりのろりと歩いてました♬




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横顔を崇めましょう(笑)





オビトカゲモドキはやんばるのクロイワトカゲモドキ伊平屋島のイヘヤトカゲモドキ久米島のクメトカゲモドキの三亜種同士よりは少し遠い親戚である別種。


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でも可愛さは他のトカゲモドキに引けを取りません(笑)

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お背中はこんな感じ♡





見かけた個体、みんな他の国産トカゲモドキより小さかったけどそういうもんなのかね(・・?)








じっくり探したかったので、車をいったん止めて歩いて探すことにしました。




車から出てkaikoと二人で先に行ったぜうじさんを迎えに行ったとき・・・・・・














続く…………











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