どうも、じゃららかです!
年末年始の記事はお楽しみいただけましたでしょうか^^
少し時間は巻き戻しなのですが12月に出会えたこの生き物。
禍々しさ全開のこの生命体。
「ヤンバルオオムカデ」という名前で親しまれている大百足。
この個体は林道で見つけましたが普段はやんばるを流れる沢に生息。
この時とは違う個体ですが、沢でオキナワオオサガニを食べてるところにも遭遇したことも。
気づくのが遅れて撮影できなかったんですがね・・・・。
学術的な名前「学名」がきちんとついていない、と何度かご説明しました。
まぁ要はその生き物の住所みたいなもので・・・
例えば「ハブ」でしたら
脊椎動物「門」 爬虫「綱」 有隣「目」 クサリヘビ「科」 ハブ「属」 ハブ「(種)」
この括弧の中は「国」「県」「市町村」「区」「番地」「部屋番号」て感じですね。
生き物はみな、どこかの国のマンションに住んでると思えばイメージしやすいかも。
前置きが長くなってしまいましたがこの大百足、きちんと学名がついてないということは
「属」という「番地」までは定まっていますが「種名」である「部屋番号」が定まってません。
なので・・・
ヤンバルオオムカデはオオムカデ(Scolopendra)属の一種、という意味で「Scolopendra sp.」と表記されます。
部屋番号すなわち種名が定まっているトビズムカデは「Scolopendra subspinipes」と表記されます。
下線部が「部屋番号」です。
中には部屋番号まで同じなのに違う種類もいます…が、それはまたトカゲモドキの話をする時にでもしましょう。
少し難しい話をしましたがうまくつかめたでしょうか?('_')
キングコブラも、アカガシラカラスバトもマメコブシガニもヌートリアも、クジャクも、大腸菌も、バオバブも、コブシメもヨナグニサンも・・・
すでに種として記載されてる生き物は「学名」という住所で記載されています^^
ご尊顔を崇めましょう~~
脚の翡翠色も、体の黒緑もたまらんのですが
触角のマットな紺青色も素敵ですね^^
人々に忌み嫌われることが多いこの「ムカデ」という生き物。
同じ人間同士でも理解ができないことは多々あるのに、ここまで自分とかけ離れた生き物を理解するなんてそうそうできることではないと思います(笑)
でも僕らと同じく今を生きる生き物。
まぁ別に無理やり「好きになれよオラァ!」ていうつもりは毛頭ございませんが
こんな姿かたちの生き物もおるんやなぁ・・・怖えなぁ・・・
くらいに思って頂けましたら幸いです。
先日、那覇の県立博物館-美術館で行われました琉球大学と沖縄国際大学の写真部主催の「大学合同写真展」。
アンケートで「良かった作品」見事一位をいただけました。
3日間あるうち、二日目の午後から出展…どたばたでしたがいい結果出せたことを皆様に感謝します。
次の東村での個展に向けて非常にいいスタートを切ることができました^^
三月に行われた国頭村観光協会主催の「くんじゃんフォトコンテスト」で受賞した景品が今日届きました!
いや~、「地元の特産品送りますね~!」って伺ってたからお菓子とかだけかと思いきや…
立派な額に入った賞状まで!!
びっくりΣ(・ω・ノ)ノ!
嬉しかったです^^
次回は…そうだなぁ。
ポートレートの作品でものっけようかな!
それでは。今日も皆様にとって素晴らしい一日となりますよう沖縄からお祈りしております