~じゃららかの蛇活録~

動物写真家になる為にヘビをメインに撮影してます。 jararaca(ジャララカ)は中南米に住み、強毒をもつ世にも美しいクサリヘビの名前です。 いつの日か、jararacaを含む世界中の美しいヘビ達を撮影するために日本で修行…中。 メインフィールドは沖縄島とその周辺離島。 蛇に会いたくて全国津々浦々をめぐる旅。そんなじゃららかの蛇活録。 ほかの爬虫類とは何か違う美しさを持つヘビは今日もきっとあなたの近くでとぐろを巻いているかも…? さぁ、どんな生活をしているか覗いてみましょう。 生き物のほかにも風景やポートレートなんかも撮影しております。 Instagram、Twitterにも写真を投稿しています。

カテゴリ: 沖縄島南部


どうも、じゃららかです。


連投ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?



最近ツイッターの知り合いの方々が軒並み体調を崩されてとても心配なじゃららかです((+_+))





記事を見てくださってる方々も、どうかお体ご自愛くださいませ・・・






さてさて、早速の両生類。
トップバッターはこのお方!


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「シリケンイモリ」です。

可愛い顔してますがとんでもないスペックの持ち主。



脊椎動物の中では圧倒的な「再生能力」を誇ります。指やしっぽはもちろん、眼球まで回復できるそうです。(これは水晶体に寄生する寄生虫がいるからそう進化したとかなんとか…)

また、生息環境に濃度が異なるのですがフグと同じ「テトロドトキシン」を皮膚や筋肉に持っているそうです。





怖がらせるような書き方しましたが、手で触ってもその後しっかりセッケンでよく手を洗えば大丈夫です。

まぁ、イモリに限らずどの両生類も皮膚に弱毒を持つので気を付けましょう。





自分も長野でアマガエルと散々ちょっかい出した後手を洗わずに目を掻いて地獄を見ました( ;∀;)



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どうです?ちょっとは見る目が変わったんじゃないでしょうか?^^
















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お次は日本最小のカエルこと「ヒメアマガエル」です!

別に南部に限らず沖縄中どこでも普通にみられるカエルさんです^^



がたたたたっっっつ!!と大きな声で鳴いてます。体長は3㎝くらいなんですが信じられないくらい大きな声ですよ♪

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「リュウキュウカジカガエル」です^^


これもまた、沖縄なら割とどこでも見れるカエルさん。


ふぃりりりりりりり!!て感じで鳴いています。これを撮影した日も水辺でたくさん鳴いてました^^




って、、、意外に南部のカエルちゃんと撮影できてないな…

他にもオキナワアオガエル、外来種のシロアゴガエルなんかも見れます。


やはりやんばるのほうがカエルの種類は多いですねぇ。。。




ここからはたまーに見れる蛇を紹介。

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「アカマタ」です。たまーに、準備してないときに出てきます(笑)
前の記事でも書きましたがとても気が荒い蛇さん。

琉球王朝を彷彿させるその紅色と、恐れず攻撃してくるその性格が個人的にはとても好き^^




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実は南部のほうがよく見れたりします。
「アマミタカチホ」です!



後にも先にもこの写真の個体の大きさを超えるタカチホは見たことないな…30㎝以上はありました。




基本的に、南部のフィールドはトカゲモドキ昆虫の撮影がメインなんですがたまーにこうしたラッキーにも出会えるのでやめられませんね(^^♪






次回は北部のカエルのことをつらつら書いていこうかしら~




冷え込んできましたね(今の僕は半そでサンダルですが笑)…



体調にはくれぐれもお気をつけて…


皆様にとって、明日も素晴らしい1日となりますように^^



どうも、じゃららかでした~!






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どうも、じゃららかです。



沖縄も昨日は北谷のアメリカンビレッジで大盛況だったそうです^^



そういや、「ハロウィン」って和訳すると「百鬼夜行」じゃないんですかね……とか気になってたり…しません(笑)











さてさて、今回はお待ちかねの爬虫類。

夜の南部では暖かいシーズンであれば恐らく一番多く見られるのがこちら。
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どうですか、この歌舞伎役者のような迫力!!(^^)!



クロイワトカゲモドキという生き物です。



沖縄県が天然記念物に指定してます。







ヤモリ…の、親戚というかは祖先にあたるんかな確か…


原始的なヤモリとでもいえばいいのでしょうか。






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ひょこっ!っと顔を岩から出してたり…






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何かを見つめてたりするトカゲモドキさん。








湿気て蒸し暑い夜に行くと、ほぼ毎回、一晩で20匹は見れます。

夏のやんばる並みに見れるという…笑











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割と気に入ってる写真。



足元でじっとしてることがあるので気を付けて…笑




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しっぽがまだら模様なのは一回キレて…ではなく(笑)




「切れて」から再生したものになります。

再生尾なんて呼ばれてます。






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爬虫類って、苦手な方が多いんですが「これはかっこいい…!」というような評判をよく耳にします(笑)





お顔をもう少しアップして見てみましょう~
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いや~個体に寄るんですが動かない子はほんとにうごかないから撮影が楽ですね(笑)













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ここ最近で一番気に入ってる写真^^b




トカゲモドキに限らず、自然が織りなす色や形ってのは本当に心躍りますねぇ。



いやはや、出会えるたびにその美しさを見せてくれる自然に感謝ですね!






次回は南部で見れた両生類をちゃちゃっと紹介していこうと思います~




もう今年も残るところ二か月。ご多忙のこととは思いますが、お疲れの出ませんよう^^




どうも、じゃららかでした~!




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どうも、じゃららかです。
本日二投目です(笑)





今回は昆虫の写真をあげていきます。

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「オオルリオビクチバ」という蛾です。





まぁ、北部でも見れるんですが南部のほうが多い印象があります。



いつも腐った果実の汁を吸っています。

撮影するのが夜なので下手に近づくとヘッドライトに向かって飛んできます。(笑)




後ろ翅の美しい瑠璃色がとても好き^^v







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オオシマルリタマムシかな?

トカゲモドキの撮影してたすぐ横で発見。



平安から箪笥などの家具の装飾で使われた玉虫。



今でも目を引く美しさを保ってますねぇ!









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シロオビアゲハ。

あちこちで普通にみられる蝶。「シロオビ」は後ろ翅にある白い模様が由来だそうです。

本州でいうナミアゲハ的なポジションかな?

沖縄はナミアゲハいないので沖縄で過ごしてるとちょっと見たくなってくるなぁ。





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ミドリスズメですかね。

スズメガって、なんかこう、面白いですよね。


成虫は戦闘機さながらのフォルム。

幼虫はほぼすべての種類が共通しておしりに棘(毒はありません)をもち、ぴこぴこ動かすという…笑



どちらも撮影してて実に楽しい生き物たちです。




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「オオトモエ」という蛾です。

「ヤガ」という蛾のグループに入ってまして、その中では日本最大だそうです(^^♪



敵に攻撃されたのか、はたまた自分でぶつけたのか…翅が欠けた個体でした。




北部でも見れます^^

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オオシマゴマダラカミキリです。

本州のゴマダラカミキリとは別種らしいですね!

フィールドが終わり、後輩と車まで歩いてる帰り道、脇の草むらでまさに飛び立つ瞬間を撮影。




(って書いてたんですが「タイワンゴマダラカミキリ」だそうです。後輩にご教示いただきました。感謝申し上げます(10月17日))



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その近辺ではハラビロカマキリの幼虫が…!

国内のカマキリでは一番好きな種類。幼虫は止まってる時に大きく膨らんだおなかをぴょこっと立てるのが特徴…それがまた可愛くてさぁ~
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こんな感じ。









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ウスバキトンボ。先月大発生してた残り火なのか今月も見た。

複眼がへこんでら…




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タイワンクツワムシが羽化してました。

本州のクツワムシより一回り大きいからとても迫力がある。

この子達の羽化は今月の沖縄南部、先月の石垣島で確認。


こういうキリギリスやバッタの仲間(直翅目って言います)はとーーても好きだからこの先も撮影していきたい。





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オオゲジです。


今まで見たオオゲジの中で一番大きかった(笑)

画像手前に伸びてる触覚から一番後ろの足の先まで20cmほどあった気がする。
身体だけでも8㎝ほどあった。



ハイスピードで走るゴキブリを後ろから追いかけて捕獲できる数少ない生き物。


動きはムカデほど迫力はないけど、それでも細い脚が繊細に動く姿にはうっとりしてしまいます。






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イオウイロハシリグモのお母さんかしら...?
この方々は「網」を張らずに走り回って餌を探すクモの仲間。
(こちらも同じ後輩にご教示いただきました。イオウイロハシリグモではなくアシダカグモだそうです。沖縄にイオウイロハシリグモは生息しないそうです)


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オオジョロウグモ、ですね。

よく見る個体は真っ黒か、それに黄色いラインが体に入るんですが

久々に赤みがとても強い個体に遭遇!  

中にはメジロなんかも食べる報告があるそうです…すごいな。






後半は急ぎ足になってしまいましたがこの辺で(笑)




今回投稿した写真だけでなく、ほかにもたくさんの種類の昆虫が観察できます^^b





素晴らしいですね。









それでは!
どうも、じゃららかでした!







次回はお待ちかねの両生類、爬虫類の記事を書こうと思います^^


よろしくお願いします~♪












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どうも、じゃららかです。


いかがお過ごしでしょうか。沖縄はしとしと雨が降っております。


明日は晴れるらしいからどっかに撮影行こうかな~




さてさて、最近は浅草、鎌倉と生き物ではない記事を書いてたので、そろそろ生き物を書いていきます。笑



本日の記事は北部に広がるやんばるの森ではなく…沖縄県南部で夜に見れる生き物たちのお話。




やはり沖縄の南部でよく見る生き物といえば・・・
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「オカヤドカリ」ですね。笑


天然記念物にも指定されてますがまぁかなりの数がいるので沖縄の方々にとってはかなりなじみ深い生き物ではないかと!





自分も沖縄に来てからこんなに数がいるとは知りませんでした(´∀`;)



しかも山で見るとその多くは結構細い木の枝の上に登ってる個体が意外に多いんですよ。笑




天然記念物に指定されてる生き物なので法律上、無許可での飼育や採集はおろか、触ることすら禁止されています。


なかなかむつかしいですね。。。










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陸上に棲む甲殻類では世界最大の「ヤシガニ」


ゴリアテのような迫力、ハサミの挟む力ははなんと片方500kgにもなるそうです!ひぇ~







沖縄、八重山では食べる文化があるのですが、


このヤシガニという生き物は近年、乱獲やら生息地の減少が続き非常に数が減っているそうです。



卵を産めるようになるまでオスは約11年、メスは約25年もかかるそうです。

ウナギと同じ道に進ませてしまう前に何とかしなければですね…




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お次は「オカガニ」です。




これまた大きなカニさん。この子達は海沿いで、少し緑があればどこでもぽこぽこ見れます。

そういえば小さな個体って見たことないな…笑





ヤシガニもオカガニも、出会ったとき大きなハサミを「オラ…オイコラ・・・オラ!!!!!!」て感じでハサミを振り上げてきます。


使ってるレンズが割と近寄って撮るレンズなのでちょっと恐怖ですね(笑)






そういえば。



去年のこの時期だったかな…?(笑)


東京からダンゴムシ好きな友人が来て蚕と三人で一緒にヤシガニ見たんですが


彼のストロボの接合部を何かの拍子にヤシガニに挟まれてバキバキにされてたのがつい昨日のようです。(笑)



しばらく挟んだまま離さず、友人はひたすら「うぉーー!!俺のストロボがーー!!」と叫び続けるもヤシガニさんには届かず…w






いや~南部なんて空港もあるし国際通りもあるし自然無いイメージ持たれがちですが、結構生き物います。(笑)





この自然がいつまでも続けばいいなぁ~…






次回は同じく南部に生息する昆虫たちについて書こうかな~










どうも、じゃららかでした!

皆様にとって良い一日となりますよう^^








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